内科・糖尿病クリニック
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肥満症

Obesity

 医学的にみて減量治療が必要な「肥満症」とは、肥満に起因ないし関連する健康障害(2型糖尿病、脂質異常、高血圧、高尿酸血症、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、睡眠時無呼吸症候群、脂肪肝、変形性関節症、腰椎症、月経異常など)を合併するか、その合併が予測される場合のことです。
 近年、糖尿病、高血圧、脂質異常症といった生活習慣病の要因になり、動脈硬化性疾患を早期に発症させるリスクが高いのは内臓脂肪型肥満であることが分かっています。

検査と治療

 まず身長、体重をもとに、BMI(body mass index)を算出します。
 日本ではBMIが25.0以上であれば肥満と判定します。
 また、当院ではInBodyという体組成測定機器で内臓脂肪の量を測定できます。以前は腹部CTでの測定が必要でしたが、InBodyは人体に電流を流した際に発生するインピーダンスから人体を構成する成分を定量的に測定する技術で、被爆無しの腹部内臓脂肪測定を可能にしました。
 肥満は特別な基礎疾患によっておこる場合もありますが、ほとんどはライフスタイルを原因とした肥満です。肥満症の治療は食事、運動、行動療法が基本です。行動療法とは、日常生活中の肥満に結び付く行動(例えばつられ食い、早食い、ながら食いなど)を明らかにし、改善する治療法です。場合によっては薬物療法を併用することもあります。
体組成測定器 InBody
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